花粉症はなぜ春に悪化する?アレルギーと未解決の感情・過去の記憶の話
花粉症やアレルギーは、
花粉や食べ物などの刺激に対する
身体の反応として知られています。
もちろん、それは大前提です。
ですが実際には、それだけでは説明しきれないケースもあります。
毎年同じ季節にくり返す不調や、
生活を整えても抜けにくい症状の背景に、
未解決の感情や身体に残った過去の記憶が
関わっていることがあります。
今回は、私自身の花粉症と湿疹の体験を通して、
「春になると悪化する不調」と
「身体が覚えている記憶」の
つながりについて書いてみたいと思います。
花粉症やアレルギーは、花粉だけの問題ではないことがある
アレルギーは、
異物に対する身体の過剰な反応だと言われています。
もちろん、花粉や食べ物、環境など、
物理的な要因が関係しているのは大前提です。
ですが私は、それだけでは説明しきれないケースも
たくさんあると自分の体験やセッションを通して感じています。
実は、感情的な背景や、
身体の中に残っている未解決の記憶が関わっていることも、
少なくないのです。
今回あげる一例が、「内的葛藤」です。
自分の中で何かしらの葛藤が起きていると、
身体は緊張しやすくなり、
バランスを崩しやすくなります。
そしてその状態が長く続くと、
アレルギーのような反応として
表に出てくることがあります。
だからこそ私は、
症状が出たときにときどきこんなふうに問いかけます。
「もし自分の中に内的葛藤があるとしたら、
何だろう?」
「身体は今、何を警戒しているんだろう?」
「この不調は、
何を思い出させようとしているんだろう?」
こうした問いかけから掘り下げていくと、
根本原因が見えてくるケースがあります。
私自身、3月4月の花粉症と湿疹に悩まされてきた
私は3月4月の花粉症が本当にひどいタイプでした。
小学生の頃から花粉症の薬を長期で飲んでいて、
今思うと、これも大人になってからのひどい湿疹の一因だったのではないかと感じています。
そして去年・一昨年と、この時期になると湿疹がぶり返していました。
1か月ほどで終息はするものの、
仕事に支障が出てしまっていたので、
今年こそは乗り切るぞ、ということで、
いつもより気をつけて生活していました。
その結果、今年はちょっと赤くなる程度のかゆみが出ただけで、このまま無難に乗り越えられそうです。
個人的には大成長です。笑
ですが今回、一時的に

やばいかも? 悪化していきそう…
という時期がありました。
バランス調整で見えてきた、3月の失恋の記憶
そのときに改めて見ていったのが、
「内的葛藤」と
「3月4月のトラウマ」についてでした。
バランス調整をしていく中で見えてきたのは、
中学生のころ、3月に経験した
ちょっとした失恋の記憶でした。
自分としては、
全然トラウマだと思っていなかったんです。
「あんなこともあったよな〜」
「若かったよな〜」
そのくらいの、軽い思い出のつもりでした。
でも身体の反応を見ていくと、
どうやらそのときの気持ちは、
うまく自分の中で処理できていなかったようでした。
身体は、感情と季節をセットで記憶することがある
私たちの身体は、
その記憶や感情と一緒にいることが難しいと、
その感情エネルギーを体の中に
保持してしまうことがあります。
こうして表現されなかった感情エネルギーは、
身体の硬直や経絡の乱れにつながり、
じわじわと身体に負荷をかけていきます。
そして、私たちの身体は五感とともに記憶をします。
たとえば、花粉が飛んでいる時期に
何かショックな出来事が起きたとします。
今回の私でいうと、それが失恋でした。
すると身体の中に、
「花粉の時期」と「失恋で傷ついた感覚」が
セットで記録されることがあります。
そうすると、花粉の時期になると身体が
無意識のうちにその記録を再生してしまうのです。
頭ではその出来事を思い出していなかったとしても、
身体のほうが先に反応して、
自動的に警戒モードに入ってしまうことがあります。
潜在意識は、過去のつらい記憶をもとに防御しようとする
潜在意識は、
私たちを守ろうとする働きを持っています。
だから過去に何かつらいことがあったとき、
似た季節、似た空気感、似た刺激に触れると、
「前にもこの時期に嫌なことがあった」
「また同じことが起きるかもしれない」
「だから先に防御しよう」
というように反応することがあります。
要するに、アレルギーは
「解消されていない過去の葛藤を思い出させるもの」
として現れることがある、ということです。
ここで大事なのは、
「過去に何かがあった」ことそのものではなく、
それがまだ解消されずに残っていることです。
十分に感じきれなかった感情、
認識されないまま閉じ込められた感情、
ちゃんと処理されなかった体験。
そういったものが身体の奥に残っていると、
潜在意識はそれを危険の記憶として持ち続けます。
そして、その記憶と似た季節や刺激が現れたときに、
身体に反応を起こして「気をつけて」と
知らせることがあるのです。
記憶にアプローチした翌日、花粉による湿疹が治っていた
今回、私は自分の調整の中で
この失恋の記憶にアプローチしました。
すると翌日には、花粉による湿疹が治っていました。
体って本当に面白いですよね。
春にはもっと
ショックの大きかった出来事もいくつかあったので、
私は今までそちらの調整ばかりしていました。
でも実際には、そんなに大きな出来事だけではなく、
自分ではとっくに終わったと思っていたような、
忘れたような失恋の記憶が関わっていた。
こういうことは本当によくあります。
症状として出ているものと、
本人が「これは大したことない」と
思っている記憶が、
意外な形でつながっていることがあるのです。
毎年くり返す春の不調があるなら、自分に問いかけてみる
もちろん、食事や運動、睡眠など、
ベースを整えることはとても大切です。
それは大前提です。
でも、
それでもなかなか乗り越えることが難しい症状や、
毎年同じ時期にくり返す不調には、
根本的な“根”の問題があることがあります。
その根っこにあるのが、
未解決の葛藤だったり、
処理しきれなかった感情だったり、
身体の中でまだ終わっていない
過去の記憶だったりするのです。
もし今、何かしらのアレルギー症状や
季節的な不調がある方は、
少しだけこんなふうに自分に
問いかけてみてもいいかもしれません。
・自分の中で、まだ終わっていない感情はあるだろうか?
・この季節に、身体が覚えている出来事はあるだろうか?
・頭では忘れていても、身体だけが覚えていることはないだろうか?
すぐに答えが出なくても大丈夫です。
でも、こうした視点を持つだけで、
症状の見え方が少し変わることがあります。
アレルギーは、ただ抑え込む対象ではなく、
身体が何かを知らせようとしている
サインとして見えてくることがあるからです。
頭では忘れたつもりでも、身体は忘れていない。
そして身体は、とても正直です。
だからこそ、なかなか抜けない症状があるときは、
外側からの対処だけではなく、
自分の内側に何が残っているのかを見ていくことも、
大切なアプローチの一つなのだと思います。

頭が覚えていなくても身体が覚えている
過去の記憶を辿って行くこともあります。
こういったところがなかなか治らない症状の鍵だったりするんですよね。